全く先が見えないコロナウィルスですが、ここに来て、クルーズ船入港拒否などで、日本批判は広がっていることは悲しいと思いますが、あまりヒステリックならずに法に従った冷静な判断をして行って欲しいと思います。どの辺まで感染が広がっているかは全然わかりませんが、日本でも数千から数万程度は感染していると考えられるので、重症した患者への手厚い治療などを優先し感染の防止は出来る範囲で良いのではと思っています。
そんな中の経済状況ですが、アメリカ企業の業績は順調で週の初めにかけてはダウも続伸を続けていましたが、流石に週後半はウィルスに負けて来たようで株価を下げています。日本経済も12月決算企業に関しては1年の決算期でも有り、業績が出始めていますが、大体の企業においては昨年10-12月期はかなり持ち直している企業が多く、3月期決算へも良い影響を与えていると思います。
但し、ここに来て、コロナウィルスの影響が出始めていて、自動車産業は部品供給が上手く行かず、休業するところも出始めていますし、石油をはじめとする資源を大量に消費する中国がマヒ状態なので、需要が大幅に減少しているため、原油価格はかなり下がり始めています。減産での対応では産油国経済に与える打撃は大きいので、今後さらなる不況が出始めるような気がします。
日本経済も明るい話題は多い物の流石にコロナウィルスによる先行きに関しては影響は避けられないと言った感じでその影響の大きさを静観することしか出来ていません。上にも書いたように車関係、インバウンドの需要はもうすでに大きな影響が出ていますが、これからは中国生産する企業、中国への輸出で利益を上げている企業にも影響が出てくるかと思います。そういう意味では、私の株も中国頼みな所が有るので少しの組み換えが必要かと思います。
購入金額 | 本日価格 | 含み益 | |
マキタ | 3520 | 4310 | 790 |
信越化学工業 | 11770 | 13565 | 1795 |
アイカ | 3060 | 3550 | 490 |
パナソニック | 1012 | 1208 | 196 |
余剰金 | 0 | 173 | 0 |
19362 | 22806 | 3271 |
では先週の結果からですが、日経平均は先週より150円程度下げているなか、私の株は含み益が2万円程度減っています。これは日経平均以上の含み損です。なぜこのようになったかと言うと日経平均の下落率は0.6%ですが、TOPIXの下落率は1.73%と何と3倍程度の下落率なので、いかに日経平均に選ばれているような大企業の株が下がっていないかが分かります。
このように有事には日経平均構成株を持つことが下落対して柔軟に対応出来ると言う事です。これが分かっただけでも今後の作戦を変えて行けると思います。
今後の作戦ですが、今株価を下げているJR東日本などを一時的な信越化学の買い替え候補としていますが、インバウンドの影響がどこまで出るのかわからないので、またインバウンドだけじゃ無く国内旅行控えなどが出るような気もするので、もう少し様子をみて見たいです。生活必需品などはそれほど消費が変わらないと思われるので、花王なども候補に入れています。
来週以降は唯耐えるだけでなく、転換期と言うことを前面に押し出して行きたいです。
ここに書かれている内容は私個人の考えで、結果に関しては何ら責任は持ちません。投資をされる際にはご自身の考えで行って下さい