結構な頻度でラーメンを食べに行っているのですが、前週、今週と連荘で同じ店に行くことは少ないのですが、今回は目的が有ったので仕方が有りません。前回の記事の中で昆布水つけ麺の話が出ていましたが、最近では家でも昆布水つけ麺を作るくらいファンになっていて、どうしても高野並には美味しくならなかったのでプロの作り方を研究したくての訪問です。
最近は結構な数のお店で提供されているようですが、手間が掛かるので採算を採るのが大変だと思うので直ぐに無くなってしまいそうです。なので、出来るだけ早く食べたいと思い頑張っての訪問です。
何時もの看板と暖簾です。シンプルで良いですね。でも最近はお客さんが少ないようです。それは近くに出来た宍道湖しじみらーめん琥珀の影響が大きいと思います。このお店もあさりをメインにしているので、どうしてもかぶってしまいがちだと思います。頑張れ!
と言うことで、今回は昆布水つけ麺を頂きに訪問です。先週来たばかりなので新鮮味に欠けますが本人はかなりの期待感です。
これは、夏に来た時の看板と前回来た時の看板を並べて表示したものです。当然、右側が前回の訪問時のものです。全く変わっていないかと思いきや、結構な変化です。左側のメインのメニューも写真も値段もちゃんと消費税込みの値段に変化していたのにはビックリです。当たり前と言えば当たり前ですが、税金分は転嫁されていました。出汁薫る醤油そばの方が10円しか上がっていないので少しお得な感じがしますが、ここの一押しは貝出汁そばなので20円アップでも仕方がないですね。
これが、つの井の昆布水つけそばです。今まで、全て昆布水つけ麺になっていましたが本名はつけそばです。昆布水の中に麺が入っています。そして、中心にはとろろ昆布が鎮座している形は高野とそれほど変わりません。それではレビューですが、つけそばなので今回は麺及び昆布水からにします。
麺は他のラーメンに使われている麺と同じような気がしますが、少し太いような気もします。麺そのものは細麺なので少し軟らかめです。食べ方がカウンターに貼って有ったので、その通りに食べて見ます。①まず最初は麺のみを昆布水に付けて食べます。殆ど味がしないです。昆布水も凄く薄いのでトロミも有りません。
美味しくないです(昆布マニアであれば美味しいかもです)②麺にとろろ昆布を載せて食べて見ます。当然とろろ昆布の味がしますが昆布水より少し味が濃くなった程度でやはり美味しくないです。③つけだれに付けて食べます。つけだれの味が感じられて普通のつけ麺と言った感じです。
麺が細いので、麺の味が感じられず。つけ汁だけの味になってしまっていて、つけそばの完成度とするとかなり低いです。やはり麺は中太から中くらいで少し小麦の味が感じられる全粒粉の麺が良いと思います。つけそばは麺をメインで食べるのでもう少し麺の改良をお願いしたいです。
つけだれは醤油の味が全面に出ている味ですが、もう少し出汁の味を前面に出したほうが美味しく感じるかもです。
具材は水菜と鶏チャーシューと言った構成で少し寂しい感じはしますが、この程度でも良いかもです。麺量はこの感じで大盛なのですがそれほど多い感じはしませんでした。そして最後は、④つけだれを昆布水で薄めてつけ麺で言う所のスープ割を楽しむ。
昆布水で割っても昆布水が薄いのでスーぷを飲んでも昆布の出汁は感じられないのが少し寂しいです。何か、唯の醤油つけ麺を食べた感じで昆布水つけそばを食べた感じが全くしないメニューでした。貝出汁のつけそばも有るようですが、麺がこの細麺だと同じような感じになって仕舞わないか心配で直ぐに食べて見ようとは思わないですね。
貝出汁のらーめんは美味しいので、麺の改良を含めて頑張って下さい。
店名 | 中華そば つの井 |
住所 | 東京都大田区仲六郷2-29-10 |
電話 | |
営業時間 | [月~土]11:30~14:30 18:00~21:00 |
定休日 | 日曜、休日 |
昼総合点★★★☆☆ 3.0