最近は、博多とんこつ、札幌味噌らーめんなどは何処に行っても食べることが出来ますが、今回紹介する燕三条(新潟)ラーメンは、中々お目に掛かることが事が無いラーメンです。そんなお店が、結構古くから蒲田に有ります。らーめん 潤 蒲田店はまだ蒲田にラーメンブームが来る前から有ったお店のひとつなので、もう何度も行かせて頂いています。
北国のラーメンは何処も背油が一杯でスープの保温性が凄いですが、此処もご多分に漏れず背油は凄いです。また、北国の特徴としてもう一店醤油の味がはっきりしている所です。これは説明が難しいのですが、まろやかでは無い角の有る醤油の味が感じられる味ですが、説明が難しいですね。醤油の味が濃く感じられると言えば判りやすいのかな???です。
外観は少し年期を感じますが駅からは少し離れた所に有ります。京急蒲田に向かう道筋から少し外れた場所ですが、人気が有るので良く並んでいます。お店の中は入って直ぐ左側に券売機が有り食券を購入して店員に渡すタイプのお店です。もちろんその時に好みを伝えます。
こちらの方が入り口全体が見えて良い画像ですね。こんな感じの入り口です。中はカウンターのみで10席以上は有ると思います。逆L字の並びです。
ラーメンですが、見た通りの背油です。特に増量したわけでは無くデフォルトでの油です。
まずはスープですが、脂は見た目とは違いそんなにこってりした感は有りません。その代わりと言っては何ですが、やはり北国のラーメンなので、角の有るハッキリした濃い目の醤油味がかなり強烈です。昔は普通に食べていたと思うので久しぶりだとこんなに変わるのかと言った感じです。正にthe醤油と言った感じのスープです。
麺は太麺ですが極太までは行かないくらいのサイズです。喉越しより食べ応えを優先したような麺ですが、この濃いめの醤油味には凄く合っていて美味しいです。この麺だとこの位の背油とこの位の醤油の濃さが必要なのが分かります。非常に良くマッチした麺とスープです。
具材はかなり標準的ですが、チャーシューは味が付いていて柔らかくて凄く美味しいです。この味付けならビールのつまみに3枚くらい欲しいですね。メンマは良く煮込まれた少し硬めのメンマですが、これも非常に美味しいです。珍しい所では岩のりですが、少し磯の香りがして美味しいです。どちらかと言うと嫌いな方ですが、全く気になることは有りませんでした。
全体的は非常に良く計算された美味しい一杯でした。食べ終わりには唇が背油でコーティングされるので、リップクリームが要らないかもです。
店名 | らーめん 潤 蒲田店 |
住所 | 東京都大田区蒲田5-20-7 |
電話 | 050-5868-7469 |
営業時間 | 【月〜木】10:00~翌2:00 3:00(金土) |
定休日 | 無休 |