最近は横浜方面への探索が多く、近場は出かける機会が減っているような気がします。個人的には煮干し系、鶏ガラ系のスープが一番好きなので、どうしてもリピートしてみたいお店はそのようなスープを提供してくれるお店になるのですが、出来れば空いて居て、待たずに入れるお店が良いのですが、有名店は狭い所が多く行列も長いのが特徴ですが、例外も有ります。
激戦区に有って、少し場所が悪く、お店が15人以上は入れるようなお店だと、待ちになっても30分以内には入れることが多いのでそのようなお店を狙って行くようにしています。一番困るのは、お店がカウンターのみ5席以下で店主のワンオペのお店ですね。これは10人くらいの行列で1時間くらい待つことも有ります。
なので、お店のキャパは事前に調べてからにお店に行くことをお勧めします。そんな蘊蓄はいい加減にして今回のお店ですが蒲田駅から5分くらい太田区民ホール・アプリコの裏にあるまほろ芭さんです。濃厚煮干しで有名です。
入り口の暖簾ですが、いつ見ても赤が目立ちます。凄く綺麗な赤です。深紅と言うのですかね。隣の看板は光って全然見えませんが、まほろ芭と書いて有ります。下には菅野製麺の看板も有り、麺は菅野製麺せいだとわかります。
定番の四品です。一応全て制覇したので、もうすでに2週目と言うか3回くらい食べた事がある濃厚煮干しは今回は遠慮して、サッパリ目で行きたいと思いますが、ここのメニューでサッパリ目なのは淡麗旨味中華そばしかないので、迷わずにこれしか無いと言う感じです。
今回は少し違った場所を紹介したいと思います。カウンター席の正面はラーメンを作る所では無く、少し物置的な所になっていますが、その奥の棚の上には店内で流れている音楽のCDが紹介されています。洋楽が中心ですが、JAZZからPOPSまで幅広く掛けているようです。絵も有りますが、作者が誰かは分かりません。その横には宇宙飛行士の模型と天候によって結晶が変化するテンポドロップも有ります。これは私の家にも有ります。こういう物をコレクションするのは大好きです。
何時もの儀式のようなものです。喉を潤すにはこれしか無いと言った感じですね。欲を言えば、ハイボールは角で出して欲しいです。山崎なら猶更良いですね。
喉を潤して待っていると淡麗旨味中華そばの登場です。ではレビューですが、スープは醤油の綺麗な色が出ていますが透明で美味しそうなスープです。ベースは鶏ガラと煮干しですかね。唯他にもトリュフなどの複雑な香りと味がします。また醤油は少し角が有りますが、それがまた美味しさを引き出しています。
塩分控えめ、粘度低めですが、スープの美味しさを感じられるのはこの醤油の使い方に有ると思います。表面の鶏油も醤油と相まって甘みが出ていて美味しいです。
麺ですが、これは他のメニューと同じ細麺ですが、極細麺では無いので麺の美味しさを味わえます。茹で加減も絶妙で良い感じの麺の固さです。量も普通なので、最後まで伸びることなく食べる事が出来ます。すーぷとの相性もさほど紹介した通り、醤油の少しある角が上手くスープの薄さを打ち消してくれます。
具材はデフォなのでローストビーフ風のチャーシューが1枚とのりと玉ねぎのざく切り、青ネギの構成ですが、この玉ねぎが、玉ねぎの甘みだけでなく、麺との食感の違いを上手く演出しているのでとても美味しいです。
全体的にはサッパリしていますが、スープは複雑な味のする美味しいスープで麺との相性も良くベストマッチな一品です。
いつものラーメンのお供、混ぜそば風替え玉です。これも絶品です。山椒オリーブも良いですが、淡麗の場合はつけそばにしても凄く美味しいです。濃厚煮干しでは味わえない美味しさを味わえます。コショウもミルで引くタイプなので香りが出てまぜそばには良い調味料です。
店名 | 麺屋 まほろ芭 |
住所 | 東京都大田区蒲田5-34-4 |
電話 | |
営業時間 | 11:00〜14:00(L.O) 18:00〜23:00(L.O.22:40) |
定休日 | 無休 |
麺屋 まほろ芭 (ラーメン / 蒲田駅、京急蒲田駅、蓮沼駅)
昼総合点★★★☆☆ 3.8