最強完全ワイヤレスイヤホン2020(shanling MTW100-BA)

前回までの状況

前回の評価前まではMAVINがNO1に君臨していたのですが、評価後その位置をMPOWに明け渡した状態です。その決定的な評価ポイントは音量操作の有無だったのですが、今回の完全ワイヤレスイヤホンも音量調整が出来ないタイプなので、その他の点でMPOWをどこまで凌駕出来るかが評価のポイントになって来ると思いますが、どうでしょうか? 

少し中国製が続いてい過ぎるのではと思いますが、今の完全ワイヤレスイヤホンの世界では価格的に中国に太刀打ち出来るような状態では無いようです。出来るとすれば、高性能で音質重視の機種しかなく、それはこの完全ワイヤレスイヤホンの世界では非常に難しいと思いますがゼンハイザーとかは頑張っていると思います。

しかしながら、このブログではコストも含めた性能評価を行っているので、音質だけでは取り上げるのは難しい状態ですので、中国製が多くなることはお許しください。

MTW100-BA

性能面

型番からもわかる通り、ドライバーが他のイヤホンと違いBAになっています。今まで評価してきたイヤホンは話題性があるもの、VGPを受賞している物と言った世間が実力を認めた機種が多かったのですが今回は、私の趣味だけで選びました。まずは色ですね。ピアノレッド(レッドのピアノは無いような気がしますが)と言うか光沢感のある赤色です。

凄くかわいいです。カラーはこの他に黒が有り同様に光沢感が有ります。白は同じモデルでBAでは無くダイナミックドライバーを使用していますが、白も綺麗です。その他の注目点はワイヤレス充電に対応している点です。この3点が今回の選定ポイントです。

完全ワイヤレスイヤホンの世界ではまだまだBAドライバーは少なくてBA好きな私には少し不満です。高音の響きはダイナミックではどうしても再生出来ないため、BAはどうしても欲しい製品です。最初の頃にSONYが出していましたが最近はダイナミックに変わっているようです。

所有欲を満足させるためには見た目は非常に重要だと思っているのでプラスチック感が凄いですが、この色使いには満足しています。ワイヤレス充電も出来れば付けて欲しい機能なのでこれはこれで凄く良いと思います。

詳細な性能

再生時間は7時間と標準的な物より少し短めだと思います。ケース込みでも24時間と少し短めです。この辺はそれほど評価対象にはならないと思います。重さは4.7gとMPOWよりはかなり軽いですが、MAVINよりは重いです。防水性能はMAVINと同じでMPOWよりは少し高いですが、これもあまり評価の多少にはならないかと思います。

コーデックに関してはこの機種のみapt-xに対応していないのでそこは減点対象だと思います。音量調整も出来ません。先ほど充電がワイヤレス充電に対応していると書きましたが、それ以外の充電方式もTYPE-Cに対応しているため今後は標準になるためこのほうが有りがたいと思います。

総合評価

一長一短と言った所ですが、最終的には音質での評価になりますが、shanlingはまだBAの良さを最大限に引き出せていないような気がしています。高音は澄んだ感じで綺麗ですが、低音はかなり不足しています。その辺を何らかしらの方法で補って行かないと音質の評価で選ばれることは無いような気がします。

まだエージング期間でも有るので時間と共に変わってくる可能性は有りますが現時点ではMPOWにもMAVINにも劣っているように感じます。更に言うと価格帯が15000円と1ランク上がってしまうので、その両者を凌駕するような音作りをしないと爆発的に売れると言った事はないと思います。そういうことで、今回は前回同様にMPOWがNO1で評価を終わりますが、shanlingに関しては今後に期待です。

同じような価格帯でBA+ダイナミックのハイブリッドドライバーを搭載している製品も有るので出来れば試して行きたいと思います。今年はこの価格帯が勝負になって来そうなので、凄く白熱してきそうなので楽しみです。エントリ機種は1万円以下8000円まで位が主流で高音質、高機能モデルは15000円以下が主流になって来そうです。楽しみです。

Author: march62

昭和、平成、令和を生き抜く唯の親父です。 ラーメンと株に命を懸けています。

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