やっぱり忘れられない味
一年前くらいに初めて昆布水つけ麺を食べたのですが、その時の感動は未だに忘れられないのですが、以外に簡単に再現できるのではないかと思っていました。昆布の出汁を時間を掛けて取れば良くてそれ以外は普通のつけ麺を作れれば良いのではないかと思っていましたが、どうもそうではない様で、何店か食べ歩いても今回紹介する高野と同じレベルの昆布水つけ麺を作ることが出来るお店は無いようです。
百名店の和渦でも美味しいですが私が求めている高野の昆布水つけ麺には及ばないと言うのが現状です。何がそんなに違うのかよくよく考えて見ましたが、以外にこのつけ麺は難しいのではないかと思います。そのひとつの要因が温度です。
昆布水つけ麺は昆布水が入って入るため食べる時にその昆布水がつけ汁に入ってしまうため、つけ汁の温度が下がりやすいと言う弱点が有ります。また、同じようにつけ汁の味も薄くなりやすいと言う弱点も存在すると言う事が分かりました。その弱点を高野はどう克服しているのかを中心にレビューして行きたいと思います。
ちなみに高野では昆布水つけ麺と言う名前では無く鶏つけそばと言うのが正しい呼び名です。
お店の紹介
このブログでも数回紹介しているので、簡単に紹介します。場所は横浜線の大口駅が最寄ですが、私の家からは京浜急行の子安駅から徒歩10分と言うのが最短の経路です。乗り換えをしなくて良いのでこの方法が最短時間で着ける方法です。
こんな看板が目印のお店です。
ラーメンのレビュー
見た目はそれほど変わりません。麺が少し細麺で硬そうな印象があるくらいだと思います。それでは差の分析から行きます
スープですが、表面の鶏油(チーユ)の厚みが他店とは比べ物にならないくらい厚いです。これが温度を少しでも下げない工夫なのだと思います。量は少なく見えますが底が深い容器を使っているので、それほど少なくない量です。この底が深い容器も温度管理には重要な役割をしているような気がします。浅いと冷めやすいのかもです。やはり多くの工夫の結果が美味しさを生んでい入るように思います。
スープの味ですが、このつけ麺、麺だけ食べても結構美味しい麺なのです。それは、昆布水自体がある程度の塩分を持っているからで、これは他店にはないやはりこの店の特徴になります。麺だけでもそこそこの塩分が有るのでつけ汁に麺を付けてもつけ汁が薄くならないのです。よく考えられた方法だと思います。ここに大きな秘訣が隠されていることが分かりました。
麺ですが、硬そうですが、その通りかなりの腰のある麺です。これは他店とも同様に汁に浸かっても伸びないような工夫だと思います。ここまでは他店でも克服できている所なので特出するところでは有りません。しかしながら、この麺を美味しく食べさせるために昆布水の濃度を上げて粘度を高めることにより喉越しは凄く良くなっています。
ここには他店にない工夫が施されています。ここの昆布水の濃度は他店に比べると比べ物にならないくらい濃度が濃いのがの特徴です。トロトロな感じが画像からもわかると思います。そして、とろろ昆布が更に塩分を増すのに協力してい入るようでつけ麺単独でも本当に美味しく食することが出来る一品だと思います。
具材に関しては、唯々美味しいと言う以外に特にコメントは有りません。チャーシューも部位の違う肉を2種類使用している所も良く考えられています。また。麺の方に入って入る穂先メンマも柔らかくて非常に食べやすく美味しいです。
このように細かい所まで拘って作っていることにより他店とは異なる独自の美味しさを生み出しているのではないかと思います。
今の所、この高野昆布水つけ麺が最高なので、これより美味しいお店が有りましたら教えてください。
最後は和え麺で終わりにした良いと思います。
店名 | 中華そば 高野 |
住所 | 神奈川県横浜市神奈川区大口通135-11 |
電話 | 045-717-9042 |
営業時間 | 11:30~14:00/16:00~21:00 日曜日は昼のみ |
定休日 | 月曜日 |
昼総合点★★★☆☆ 3.9