世界情勢
もう何週も書いていますがコロナウィルは全く衰えを知りません。暑く成れば収まると言う人がいましたが、全くそんなことは無く増え続けています。特に多いのが北中南米ですが、その他の地域も見逃せないほどの感染者がいます。世界は今経済活動再開へ舵を切ってしまったので、中々後戻りは出来ませんが、ドイツのようにまた国民への自粛をお願いする国も出てきているので人命と経済活動を上手く調整して欲しい物です。
もう一方のリスクの香港問題ですが、これに関しては中国が粛々と進めていて、6月中の法制化を行い、香港返還記念日の祭典に間に合わせたい意向のようです。それに対する欧米諸国は懸念は表明しますが、中々大きな動きを見せる事は出来て居ないです。中心となる米国でコロナが蔓延しているのでそれどころではないと言う雰囲気のようです。
世界株の状況
先週はパウエル発言で暴落して、今週はコロナ感染者の増加により値を下げています。週末には抵抗線と見られていた26000ドルを簡単に割り込み、25000ドルギリギリの水準まで下降して終わっています。先先週の最高値から2週間で2500ドルほど下げたことになります。
これはコロナの初期に下げた10000ドルには及びませんが、かなりの下げ幅です。また来週以降もコロナウィルスが収まる兆候は見られていないので予断を許さない状況です。流石のトランプもここまで下がると大統領選挙に影響するので、何かしらの対応を採って来るものと思われますが、今の金利の低い状況ではあまり取れる手立ては無いような気がします。
経済活動の再開には高い代償が付きますが、正に今回はそのような形になっています。まだ大統領選までは半年有りますが、このままではトランプの負けは決まってしまうので、今後どのような手を打ってくるかが楽しみです。トランプにとって株価を上げることが最大の目的なので次の一手は見ものです。
日本株の状況
此方は米国に比べて、中々下がらない否少し上昇している状況です。日本のコロナウィルスの状況も決して楽観できるような状況では有りません、東京の感染者数は毎日30人以上と少ない数ではない状況です。日本全国を見ても週末は100人以上と緊急事態宣言時の人数に戻っています。今後、この人数が増えるような事が有れば日本株にも大きく影響してくると思われるので注意が必要だと思います。
株価に関してはダウに影響を受ける部分が大きいですが、今回のようなコロナウィルス関連に関しては感染者数の数が違うのであまり参考にはならないようですが、米国経済が日本の経済に及ぼす影響は小さくはないので米国の株の状況にも注意が必要です。
日本株にとってもこの22000円台と言うのが有る意味で正念場でここで踏ん張って上を狙えないと米国同様に20000円くらいまで下落する可能性は大きいです。なのでここ数週間はこの価格耐えて欲しいです。出来れば23000円超えも有って欲しいです。
所有株の状況
日経平均も50円程度の上昇なので、所有株も殆ど変化は有りません。私の株も正念場と言った感じです。来週の状況によっては全て売却することも検討しています。米国ダウの状況を見ていると週末も下げているので、この流れは日本株にも影響しそうだと思います。
そうなった場合、上にも書いたように20000円割くらいまでは下落する可能性が有るため、一旦売却して、仕切り直しが良いのではと考えて居ます。そういう事なので月曜日の午前中の相場で判断して行きたいと思います。ここで2500円下がるのはかなり痛いので、何とか食い止めて欲しいですが、流れには逆らえないので判断が重要になって来ると思います。それでは今週の結果です。
購入金額 | 本日価格 | 含み益 | |
KDDI | 2800 | 3225 | 425 |
TDK | 7500 | 10760 | 3260 |
日本セラミ | 2280 | 2303 | 23 |
スクリン | 4800 | 5050 | 250 |
日本ケミコン | 1220 | 1782 | 562 |
余剰金 | 0 | 1138 | 0 |
18600 | 24258 | 4520 |
こんな感じなので先週とうり二つです。特にコメントも有りません。この値動きでは何も言えないですね。こんな時に含み益を増やすのが本当のトレーダーなんでしょうが、私にはそこまでの才能は無いようです。今売るとしたらKDDIと日本ケミコンですね。来週は楽しみにお待ちください。
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